かっこいいぞ!天草!(3)ここらすへ行ってみた(内観編)
遠路、天草まで行ってきたのですが、
雨を降らせてしまったレインメーカーやまうらです。
日本で暮らすなら、雨とは上手く付き合いたいですね。
さて、前回に引き続きまして、
ここらすの内観編をお伝えしたいと思います!
この建物は2階建てで、
メインとして利用されるのは2階です。
まずは、階段です。
間口が広く取られ、
南側の窓に接していて明るく、
吸い込まれるような感覚で上がれます。
この日は雨だったのですが、
明るくお心地よい明るさでした。
階段を上がりながら天井を見上げると、
屋根裏の小屋組みを現わしており、
美しい木材に見惚れてしまいます。
天井には、木毛セメントが使用されていました。
先日ニューオープンした菊陽町のスタバにも使われていました。
知人の建築家の新築自邸にも、使われていました。
住宅でもご提案したいと思っている素材のひとつです。
もうひとつ階段ネタ。
アイアンを曲げて加工した愛らしい手すりです。
私はこのように、
硬い素材で有機的なデザインを表現したものが好きですねー。
木材利用推進に貢献する作品として、
受賞されています。
2階です。図書館ですね。
段違いの屋根に仕込まれた窓からの光もあり、
三面から採光される明るい空間です。
ファサード面は中から見ても壮観です。
窓辺につくられた読書スペースです。
北側なので優しい光で読書できます。
こんな窓辺っていいですねー。
住宅でもご提案していきたいと思います。
ちょっと、細かいところをご紹介します。
まず、ガラスを挟んで外と中が接合する部分です。
床の張方向を揃えていますね。
中から外への連続感が生まれ、
広がりのある空間がつくれます。
この壁の奥はオフィススペースのようです。
ガラスブロックを入れることで、
壁の向こうにいる人の存在感が感じられ、
安心できるアレンジですね。
これも住宅に採用できるネタですね。
最後に番外編です。
鎖型の雨どいです。
最近では新築での採用事例はあまり見ないですが、
このような雨どいを住宅で採用すると、
雨の日もちょっと楽しくなるかもしれませんね。^ ^
趣きがあって好きですねー。
では、また!!
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