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またまた、建築巡りをやってきたアーキテクト山浦です。

さて今回は、現場近くの、
天草市複合施設「ここらす」を伺ってきました。
１度ではお伝えしきれませんので、
数回に分けてお伝えできればと思います。

まずは、外観編です。

屋根を段違いにかけつつも、
由緒ある寺院のような表情を醸し出すこの建物の顔です。
和風や洋風などというような概念では分別できない、
新しさやオーラを感じることができます。

ガラス面を多用することで、
ふんだんに利用された木材や、
屋内の雰囲気を伺うことができ、
うっとりするような美しさです。

この間口が広い階段は、
楕円形に広がる広大な庭と、
そこにつくられた築山との連続性もあり、
階段というより丘陵。

幼いころの冒険心をくすぐらせてくれるような、
一気に心を丘の上に駆け上がらせてくれるようなデザインです。
登れば丘陵が二層式で広がっているという仕掛けです。

その直下は、
雨の影響を受けることなく、
エントランスから出入りしたり、
外周を移動したり、
体を休めることができるスペースなどが配列されています。

今回は、「天草市複合施設ここらす」の外観編でした。
次回は、内観編をご紹介して参りたいと思います！